ハートフルでハッピーになれる映画は『シェフ 三つ星フードトラック始めました』!出てくる料理がまた美味しそうデス!
【記事のまとめ:爽快で幸せな気分になれる映画『シェフ 三つ星フードトラック始めました』をご紹介!失敗したって諦めない!頑張れば道は続いてる!そんな映画です!】
【記事の対象(特に読んで欲しい人):幸せな気分になりたい人/ちょっとへこみ気味な気分をすっきりさせたい人/映画好きな人/食べることが好きな人】
『シェフ 三つ星フードトラック始めました』
監督:ジョン・ファブロー
時間:115分
今回は、映画『シェフ 三つ星フードトラックを始めました』をご紹介させて頂きます!
難しいことは置いておいて、
とにかく「ハッピーな気分」になりたいなら、
是非オススメの一作です!
まずは、あらすじを!
主人公は、ロサンゼルスの一流レストランで総料理長を務めるカール。
その日は高名な料理評論家ラムジーが来店するため、カールは新作のメニューで臨もうと、気合いを入れていた。
しかし、そこに現れたのは店のオーナー。オーナーはカールがメニューを改めることを認めない。儲かっているのだから、無駄な冒険はやめろ、と。
カールは渋々オーナーの意向に従う。
そして、評論家のラムジーには、散々の記事をSNSに上げられてしまう。
あまりの酷評に怒ったカールは、ラムジーに対し、酷い言葉のメッセージを送ってしまう。それが、SNSで拡散されるとも知らずに。
そのメッセージはラムジーにリツイートされ、カールのフォロワーはもの凄い数に。
しかしカールは気にすることなく、SNSでラムジーに挑戦状を叩き付ける。「新作を試しに来い!」と。
店にはカールとラムジーの対決を見ようと、大勢の客が押し寄せる。カールは満を持して新作を出そうとするが、やはりオーナーに止められてしまう。
激怒したカールは、店を辞めて去ることに。
そして評論家ラムジーに出された料理は、前回と同じ代わり映えしない定番メニュー。
ラムジーはあざけり笑う。「カールは逃げた。カールに最も足りないのは誠実さだ」と。
ツイッターでラムジーの記事を見たカールは店に飛び込み、ラムジーに対して大声で怒鳴りまくる。
しかし、その動画が拡散されてしまい、カールは失業の窮地から脱することができなくなってしまう。カールを雇い入れてくれる店が無くなったのだ。
失意のなかにあったカールに対し、元妻のイネズは、自分と息子のパーシーとともに、マイアミに一緒に行って欲しい、と依頼する。マイアミはイネズの故郷でパーシーが生まれた街。そして、カールがシェフになった街だ。
カールはマイアミで、キューバサンドイッチを堪能する。
・・最高に、うまい!
そして、サンドイッチを食べながら、
カールはフードトラックを始めることを、決意する・・・
以上、あらすじ、でした!
この映画、ストーリーは単純で、
特別なメッセージや、示唆に富んだ演出がある、というわけではありません。
でも、
夫婦、親子、仕事、友人、そしてやり甲斐、
といった、
ごく身近でとても重要なことをテーマにした映画です。
だから、すんなりと感情移入できちゃいます。
テンポが良くて、音楽がよくって、
出てくるお料理がまたどれも美味しそう!
主人公のカールは「感情的になり爆発してしまう」という、してはいけない失敗をしてしまいます。
でも、一生懸命に頑張っているからこそ、部下達のことを思いやっているからこそ、ついつい爆発してしまった、ということが手に取るように分かります。
そんな「誰にでも起こりうる大失敗」の末、失意のどん底に突き落とされるカールに対し、思わず共感と親愛の情を抱いてしまうのは私だけではないでしょう。
そして、カールは這い上がろうともがきます。もがいた上で手に入れたのが移動販売のフードトラック。
この映画に登場する印象的なセリフはいくつかありますが、そのなかでも好きなのは、カールがフードトラックでの仕事を始めることができたときのセリフ。
「俺は今、最高に幸せだ!」
高級レストランの総料理長という地位も名誉も失いながらも、
「仕事」ができる!ということで喜ぶカール。
純粋に「仕事」を愛し、
「仕事」を何より大切にし、
「仕事」に誇りを持っている、
ということが、
このセリフにすべて込められているように、
私には思えました。
夫としてダメ、親としても誇れない、でも料理は得意。得意の料理でみんなをハッピーにしたいんだ。
そんな仕事ができることに、カールは喜びを見出しているのでしょう。
そんなカールのもとには、やっぱり好人物が集まってくるわけです。
繰り返すようですが、
この映画、ストーリーは単純で、
特別なメッセージや、示唆に富んだ演出がある、というわけではありません。
でも、ごく単純に、
生きることとはなにか、
どのように生きるべきなのか、
ということを、
さらりと教えてくれる映画、だと思いました。
また、キューバ音楽が素敵!
美味しそうなお料理と、
のりのりの音楽で、テンションが上がります!
もしも、
まだ観ていなければ、
ホント、オススメですよ!
なお、監督のジョン・ファブロー、
本作の脚本、主演も務めていますが、
映画『アイアンマン』の監督もされていたんですね!
本作品、
『シェフ 三つ星フードトラック始めました』は、
監督ジョン・ファブローが、
大作のオファーを蹴って、自分の作りたい映画を作る!
という信念で取り組んだ映画なんだそうですが、
なるほど、本作を観れば納得、分かります!
爽快ですね!
尚、この作品、「アマゾンプライム」で観ることができます。
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映画って、最高!
仕事って、いいね!
今回は、そんなお話しでした!
ここまで読んで頂きまして、
有り難うございました!