『トトロの風景』?「都立野山北・六道山公園」に行ってきました~!里山と森林浴とアスレチックと温泉を一度に満喫!
みなさん、こんにちは~!国分坂です。
さて今回は、東京都の西にある「六道山公園」についてのご報告です~!
野山北・六道山公園
今回訪れたのは、正式名称「都立野山北・六道山公園」です。
東京の西方、狭山湖・多摩湖の西に位置する広大な公園です。
東京都最大の広さを誇る公園で、開園予定地も含めると、260ヘクタールにもなるそうですよ。(「260ヘクタール」っていわれてもピンと来ませんよねえ。上野公園が53万㎡だそうですから、上野公園の4.6倍、ということになりますね。)
この六道山公園は、狭山湖・多摩湖の西に位置しますが、いわゆる「狭山丘陵」の一部を形成している公園です。
あの有名な映画『となりのトトロ』は、「狭山丘陵」がモチーフのひとつになっているといわれますが、まさに六道山公園の景色は「トトロの風景」です。
特別の景観ではないのですが、懐かしいような里山の風景、こんもりとした森が広がる公園なのですよ。
なお、この六道山公園から多摩湖を挟んだ東側には「都立八国山緑地」がありますが、この「都立八国山緑地」の近くにある病院が『となりのトトロ』に出てくる「七国山病院」のモデルなんだとか(サツキとメイのお母さんが入院していた病院です)。
【野山北・六道山公園】
《里山民家》:東京都武蔵村山市岸2-32
〈アクセス(里山民家)〉
・JR中央線「立川駅」北口1番バス乗り場から立川バス「箱根ヶ崎駅行」で「岸」下車。バス40~50分、バス停「岸」から徒歩10分。
・JR八高線「箱根ヶ崎駅」から立川バス「立川駅北口行」で「岸」下車。バス20分程、バス停「岸」から徒歩10分。
※野山北・六道山公園マップ
https://www.sayamaparks.com/common/pdf/noyama-p.pdf
JR中央線「立川駅」から出発
さて、六道山公園はとっても広い公園なので、アクセス方法もいろいろあります。
私はJR中央線で「立川駅」まで行き、そこからバスを利用しました。
(「立川駅」まで「新宿駅」からですと、JR中央線特別快速で26分程です。)
立川駅北口の1番バス乗り場から出る「箱根ヶ崎駅東口行」に乗り込みます。
バスの系統番号は「立12-1」または「立12-2」。
下車するのは「岸」バス停です。(片道450円。所要時間は40~50分。)
※路線図は下記をご参考下さい。
https://www.tachikawabus.co.jp/unchin/diagram/diag_tachikawaN4092-01_180701.pdf
※時刻表はこちら。
https://www.tachikawabus.co.jp/time_table_190516/pdf/4092_01.pdf
なお、私は六道山公園の「里山民家」をまず目指したので「岸」で下車しましたが、 公園東側の「あそびの森」へ行くときは「横田」で、「管理所」へ行くときは「峰」で下車してもいいのかもしれません。
※野山北・六道山公園マップ
https://www.sayamaparks.com/common/pdf/noyama-p.pdf
「岸」でバスを降りると看板が出ています。
「岸」バス停から「里山民家」まで徒歩10分くらいですが、ところどころに看板が出ていますので、とてもわかりやすいですよ。
歩いているとT路地になり、左手に神社が出てきます。
須賀神社です。
このT路地を左に折れて、須賀神社の脇を通るようにして進みます。
なお、このT路地を右に折れて進むと、公園の「大将山」を経て「管理所」、「あそびの森」方面に進むことができます。(これは後ほど。)
須賀神社の脇を進んでいくと田園風景が現れます。
「里山民家」のすぐ近くには駐車場がありますので、車でお越しの方はこちらへどうぞ。車はここで右折。徒歩の場合はこのまま直進です。
里山民家
奥に見えるのが「里山民家」です。
気持ちの良い景色が広がりますよ。鳥が囀っていますねえ。
〈野山北・六道山公園 里山民家〉
東京都武蔵村山市三ッ木2-32
利用料:無料
「里山民家」が出迎えてくれます。わくわくしますね。
朝は9時から開いてますね。夏季は夕方5時まで、冬季は夕方4時半までですね。
蔵と母屋がみえますね。なかなか広そうですよ。
門をくぐって進みましょう。
素敵な民家ですねえ。
「母屋 江戸中後期の名主格の農村住居で、狭山丘陵南嶺の民家を新築復元したものです。木造平家建て、間取りは右勝手の食違四間型で、屋根は入母屋の茅葺きです。内部は大きく土間、板間、畳間に別れ、それぞれ主に生産、生活、接客の場に用いられました。」
もちろん、中に入ることができます。
素敵ですよ~!
左の写真に柵で囲まれたものがみえますが、これは囲炉裏です。
とても感じの良いボランティアの方が、火をおこし、お湯を沸かしていました。
「たまにねえ、お弁当代わりにカップラーメンをお持ちになる方がいらっしゃるでね」とかで、そのようなひとのためにお湯を用意して下さっているそうです。
万事こんな具合に、とっても優しくほんわかした雰囲気を漂わしてくれているのです。
実は5月上旬に伺いましたので、「端午の節句」の兜が飾られていました。
なお、外には鯉のぼりが棚引いていました。
(小さくて見えにくいですが、左に見えるのは井戸です。もちろん、じゃぶじゃぶ出来ますよ~)
民家の裏側に広がる広場です。
是非とも、お弁当を広げたくなるような雰囲気。
子供たちがきゃーきゃー叫びながら、走り回っています。
わかるわかる。解放される感じなんだよね~!
奥には田んぼが広がっています。
行ってみましょう!
あぜ道に、可憐な花が咲いています。
ここの田んぼでは、「田植え」や「草刈り」といった「里山体験」ができるようです。
たまには泥んこになって、汗をかいてみるのもいいかも。
※イベントについては事前予約が必要になるみたいですので、「都立野山北・六道山公園」HPをご確認下さい。
ぐんぐんと進んでいくと、やがて田んぼは終わり、森の散策路になります。
(小高い丘程度のアップダウンですが、ちゃんとした靴を用意した方がいいでしょう。)
雑木林の中、たくさんの鳥たちが鳴いていました。
森林浴で、身も心もリフレッシュされますねえ。
あそびの森・冒険の森へ
さて、「里山民家」を満喫したら、今度は公園の東側、「あそびの森」「冒険の森」を目指してみます。
先程の「須賀神社」近くのT路地まで戻り、そのまま東に直進します。
その道を進んでいくと、またT路地にぶつかるので、道路の反対側に渡ってから左折(北へ)。
マップの「大将山」を目指します。
※野山北・六道山公園マップ
https://www.sayamaparks.com/common/pdf/noyama-p.pdf
「武蔵村山市総合体育館」の手前に、山へと向かう急坂が現れるので、そこを頑張って登ります。
よっこらせと登っていきますと、「大将山」の頂上に。
大将山とは大層なお名前ですが、小高い丘程度。
可愛らしい「大将」なのです。
でも、武蔵村山の街が望めますよ。
そこから「管理所」「六地蔵」を経て、「あそびの森」に到着。
大将山から「あそびの森」までは20~30分といった感じでしょうか。
たくさんの遊具・アスレチック道具がありますよ~!
子供たちは大興奮のはず!
運動不足の私も、少しだけチャレンジしてみました!楽しい!!
しかし、頑張りすぎると筋肉痛が怖いです・・
でも、ご安心を。
この「あそびの森」「冒険の森」から徒歩6分くらいの場所に、「村山温泉・かたくりの湯」があるのです!
村山温泉・かたくりの湯
かたくりの湯。
なんと、温泉だけではなくプールもあるんです!
料金は、温泉・プール合わせて、土日祝日だと3時間900円(子供450円)!安い!
(プールご利用時は、水着とスイムキャップをお忘れなく。)
私的には温泉だけで十分ですが、お子さん連れですとプールはテンション上がりそうですよね~。
「里山民家」でリフレッシュして、雑木林の散策を楽しんで、「あそびの森」と「冒険の森」でしっかりと遊んで、最後は「かたくりの湯」で温泉とプールを満喫。
一日たっぷりと遊べそうですよ。
私はアスレチックで普段使わない筋肉を使ってしまった為、温泉でゆっくりと筋肉をもみほぐしました~
打たせ湯が効きますよ~っ
お食事処もあります。
この付近にはレストランなどがないので、助かります!
なお、「食事のみの利用も可」とのこと(施設利用料はかからないそうです)。
使い勝手がいいですねえ。
そして、ここ「かたくりの湯」からバスが出ておりますので、ゆったりくつろぎ気分で帰ることができます~!(多摩モノレール「上北台」行きになります。)
でも!
バスの本数が、とっても少ないので要注意!!
バスをご利用の際は、しっかりと帰りの時間を確認してから、 タイムアラームをセットして、温泉で寛ぎましょう!
※「かたくりの湯」発 多摩モノレール「北上台駅」行バス時刻表
〈土日・朝夜〉
〈土日・日中〉
「かたくりの湯」から「上北台」までは25分くらいでしょうか。
多摩モノレール「上北台」から「立川北」までは15分程度ですね。
そして「立川北」からJR「立川駅」は徒歩2分程度です。
お土産
なかなか素敵な「手ぬぐい」だと思いません?
これ、里山民家の手ぬぐいなんです。
里山基金に募金をしたところ、ボランティアの方が下さいました!
なんとも素敵な絵柄で嬉しい!
一日たっぷりと満喫しましたが、お金は殆ど掛かってません。
ご参考までに、ちょっと記しておきますね。
〈交通費〉
電車:JR新宿駅~JR立川駅:470円
バス:立川駅北口~岸:450円
バス:かたくりの湯~上北台:170円
モノレール:上北台~立川北:310円
電車:JR立川駅~JR新宿駅:470円
〈施設利用費・その他〉
かたくりの湯:900円
里山基金:100円(※任意。10円でも50円でも。募金しなくても、もちろんOK!)
〈以上の合計:2,870円〉
これにお昼と夜の食事代をプラスしても、トータル5,000円程度ですね。
森林浴をたのしみ、里山民家をたのしみ、アスレチックをたのしみ、温泉をたのしんで(更にプールも楽しめて)一日満喫し、交通費込みでこのお値段。
里山は、お財布にもやさしいですねえ。
今回は5月新緑の季節に訪れましたが、夏や秋も楽しめそうですよ。
「里山と森林浴とアスレチックと温泉を、一度に楽しめる場所はないかなあ~」とお探しの皆様、是非ぜひ、訪れてみて下さい!おススメですよ!
というわけで、以上「都立野山北・六道山公園」のご紹介でした!
お付き合いを頂きまして、誠にありがとうございました~!